高齢者のバイタルサイン


高齢者は身体の変化があっても自覚症状が感じ取られにくく本人に聞き取りをしても「良くわからない」という事が多いです。

介護をやっている人ならわかると思いますが、施設で転倒し「痛み」の訴えや外傷がなかったが、時間が経ってから痛みが出てきて病院にいったら実は骨折していた。なんてこともあるかと思います。

脈拍や呼吸数

血圧や体温の変化

部位の熱感

などなど感じ取る事により何らかの異常を発見する事もできます。

ここでは基本的な数値を記載しますが、平熱が○℃なんだ~とそれぞれ違うように「その人」の正常値がある事を認識する必要があります。

【脈拍】の正常値は50~80/分位までが正常です。(場所場所によって数値の範囲が違う)。50より小さくなってくると徐脈。心疾患の疑いがあります。

逆に100を超えてくると頻脈。脱水、発熱、炎症を主に疑います。

測定の時は安静時に測る必要があり労作後は高くなります。 測定は手首の内側を「人、中、薬指」の3本を揃えてあてます。

【呼吸】の正常値は15~20回/分位で年齢や精神状態等様々な事で変化します。酸素を必要とするときは呼吸の回数が増えます。普段と比べて呼吸の深さを見る必要もあります。

【体温】の正常値は人それぞれである程度の平熱を把握している必要があります。発熱は様々な疾病の指針となりますので確認が大事です。ただ、高齢の方は疾病に対して発熱がない場合があるのでより注意が必要となります。
また、高齢の方は皮下脂肪が薄く熱の伝導がひくいため低く出やすい傾向があります。

【血圧】は、血液が血管壁に与える圧力の数値で心臓が縮んだ時(血液が放出された時)が上で心臓が拡張した時が下で表されます。正常値は上:135/下:85mmHgとされます(家庭での測定で診察室ではそれぞれ+5)。血圧が高くなる場面として疲れる行為があった(運動、ストレス)場合で、逆に下がるのは体力が落ちていたり心臓が弱っている、気温が高い時等があります。
みなさんは私より詳しいと思いますが、高血圧によるリスク・低血圧によるリスクがありますので注意が必要です。

以上が指針となります。

私が是非、何かの際にみてもらいたいのが[SPO2]です。血中酸素飽和度といわれ血液中のヘモグロビンうち酸素と結びついているヘモグロビンの割合をパーセント(%)で表示します。通常の人で95%以上でそれ未満であれば何らかの異常が考えられます。90%を下回った場合は異常が強く出ている可能性が高いので救急車を要請した方が良いかもしれません。

在宅酸素をやっている方や、肺気腫・肺水腫など肺に疾患のある方は正常値より低く出るので、本来の正常値を把握しておく事が必要です。

計測を行う「パルスオキシメーター」は簡易的な指で測るものが広く出回っていますが、指の変形、指先の冷えで正常に計測できない場合があります。

※特に計測の際は指先が冷たくないか確認してください。これを知ってる知らないだけでも焦ったりしてしまいます。

NISSEI パルスオキシメータ BO-600 【日本製】(amazonで見る)

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