【介護支援】ケアマネ試験から知識吸収(QOLとノーマライデーション)


2013-07-06-203957

今日の問題はちょっと難しいです。福祉の基本となるだけに抑えておきたいところではありますが、、

QOLとノーマライゼーション。
福祉の基本となるべく言葉ですね。 社福だとバイスティック7原則とか出てきますが、、それはまたの機会に

QOL
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クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life、QOL)とは、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。
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QOLの向上が高齢者ケアの基本ですね。QOLを向上させるために自己決定を促すなどのケアをする事で自立支援につなげて人生の幸福度を上げる事が目的となります。

QOLの概念は、ICFの生活機能に対応しているかを見る前にICFについてみてみます。

ICF…(国際生活機能分類)
基本モデル

全てが相互に絡み合っていきます。
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この図式では,ある特定の領域における個人の生活機能は健康状態と背景因子(すなわち,環境因子と個人因子)との間の,相互作用あるいは複合的な関係とみなされる。これらの各要素の間にはダイナミックな相互関係が存在するため,1つの要素に介入するとその他の1つまたは複数の要素を変化させる可能性がある。これらの相互関係は特定のものであり,必ずしも常に予測可能な一対一の関係ではない。相互作用は双方向性である。すなわち障害の結果により,健康状態それ自体が変化することすらある。機能障害から能力の制限を推定したり,活動制限から参加の制約を推定することは,しばしば理にかなったことと思われるかもしれない。しかし,これらの構成要素に関するデータを別々に収集し,その後にそれらの間の関連や因果関係について研究することが重要である。健康に関する状況をすべて記載するのであれば,すべての構成要素が有用である。
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噛み砕いた参考URL:「ICF(国際生活機能分類)」ってなぁんだ?

どちらかといえば、ICFの生活機能の3つのレベルはノーマライゼーションの概念に近い感じがします。が設問2では〇となります。
解説
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ICFの生活機能の心身機能・身体構造-活動-参加のレベルとQOLの生命の質-生活の質-人生の質のレベルがそれぞれに対応しているといえる。。
となっています。
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のように中段の3つにスポットをあてて合わせているわけですね。わたしはてっきり全体像から見て相互関係に係る部分を見てしまいました。

設問3は、主観的QOLでなく客観的QOLに対応しております。
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QOL
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設問4からノーマライゼーションが出てきますが

ノーマライゼーション
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ノーマライゼーション(normalization、ノーマライゼイション)とは、1960年代に北欧諸国から始まった社会福祉をめぐる社会理念の一つ。障害者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方。またそれに向けた運動や施策なども含まれる。
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設問4の内容とマッチングする解説
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デジタル大辞泉の解説.
ノーマライゼーション 【normalization】
《正常化の意》高齢者や障害者などを施設に隔離せず、健常者と一緒に助け合いながら暮らしていくのが正常な社会のあり方であるとする考え方。また、それに基づく社会
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となり〇となります。

設問5は、これが〇だったらノーマライゼーションという言葉は福祉系の教科書には出てこないでしょう。ということで×です。

今日はちょっと難しかったです。ケアマネというより社福をイメージする問題でしたね。
正解:2、4

対人援助ならバイスティック7原則が出るかもしれませんね。
メインはソーシャルワーカーですが、、友達が病院SWの面接で7つ答えてくださいと言われたそうです(笑

(おまけ)
バイスティック7原則
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ソーシャルワーカーの対人援助技術の一つ。
もっともポピュラーであり、応用が利く物と言っていいだろう。
ここでは、各々の解説をしながら、リハビリの臨床での活用法を提案していきたい。

①個別化の原則
 利用者を個人としてとらえ、利用者の問題状況に応じて個別的な対応をすること
 →ある程度経験を積んで自分の型もできてくると、人間ではなく、身体や疾患に目が向きがちになるのかと思う。社会生活を営む人間としてのアセスメントがおざなりになりがちでは?
 一人一人のニーズを必ず確認していかないと、一方的なリハビリプログラムを作成してしまう事になるだろう。
 特に価値観は人それぞれであり、援助側の思い込みには注意しよう。
 「リハビリは辛いもの。」「入院生活は辛いもの。」なんて思い込みはありませんか?

②意図的な感情表出の原則
 援助者が利用者の考えや感情(肯定的な感情も否定的な感情も)を自由に表現できるように働きかけなければならない。そして、その利用者の感情表現を大切に扱わなければならない
 →障害の受容は障害の程度によらず、患者さんそれぞれにとって難しいもの。社会的な方ほど、他人であるリハビリテーションスタッフには弱音や本音は話しにくいものだろう。しかし、時に弱い自分を受け止めてもらう存在があればこそ、全力でリハビリに取り組むことができるのではないかと思う。
 患者さんからたとえ怒鳴られたり、泣き出されることがあっても、途中で遮る事があってはいけない。そういう時ほど問題を整理しながら、冷静に受け入れるようにしよう。
 誰にでも内に溜まっている物を吐き出したいという欲求がある。その機会を与えられ、その感情を善悪の価値判断を加えずに聞いてくれる人がいたら、患者はどんなに安心するだろう。
 すべて吐き出してすっきりした時から新しい出発が始まるのである。

③制御された情緒関与の原則
 援助者は自身の感情を自覚し吟味しながら、援助者が利用者の表出した感情を受容的・共感的に受け止めること
 →共感と同情の話を始めると長くなるが、同情が相手の立場にどっぷりはまり込み、問題が見えなくなるのに対し、共感は適切な距離を置いて相手の立場や感情に想いを馳せる。とでも言いましょうか。
 川でおぼれている人がいたとして、同情するのは同じ苦しみを自らも背負い、一緒に沈んでいくのに対し、共感は苦しみは苦しみで、その苦しみを想い、その苦しい気持ちを想い、だけど、一緒に沈まずに岸、もしくはぎりぎりの所から、綱や浮き輪を投げてあげる。そんな感じ?
 あんまり距離をとりすぎると、相手から冷たいと感じられるかもしれない。
 人は「自分の辛さを分かってもらいたい」欲求と同時に、「他人には分かりっこない」という矛盾する思いがあると思う。それゆえに、同情はどこまでいっても同情に過ぎず、相手の心を受け止めきれないと思う。共感のスタンスは「あなたの気持ちは分からないけど、分かろうと思うよ。分かろうと努力するよ。」となる。

 患者さんがリハビリスタッフに抱く感情は、好意的だったり、敵意に満ちていたり、様々である。その感情は障害を負って、リハビリを始めるという特殊な環境に対して、患者さんそれぞれが持つ歴史などによって左右されると思われる。つまり、「あのリハビリの先生、なんかパパに似てるなぁ。きっと優しいんだろうな。」とか、「あのまゆげ、嫌いな人に似ている。厳しくされたりしないかなぁ。なんか嫌だなぁ」とか、直感にも似た、根拠のない無意識なものであろう。
 そういった感情は逆の立場のリハビリスタッフも持ちうるものである。自分が相手に対してどういった感情をどうして抱いたのか。自覚しようとしないと、気がつかない厄介なものだと思う。相手の感情と自分の感情。それぞれを理解し、制御する。すごく難しいね。

④非審判的態度の原則
 援助者は利用者の言動や行動を、一般の価値基準や援助者自身の価値基準から良いとか悪いとか評価する態度を慎まねばならない。利用者のあるがままを受け入れれるように努め、利用者を一方的に非難してはならない
 →患者さんはそれぞれ入院するまでの歴史があり、価値観がある。しかし、入院すると様々な喪失体験を経て、その価値観はそのたびに揺らがされる事になる。その過程はきっと不安に満ちたものであろう。そうであればあるほど、自らが持つ価値観を大切にしたくなるのではないかと思う。しがみつくように。
 
 患者さんの障害の受容が進まず、なかなか乗ってこないとき、イライラしませんか?もしそうなら、なんでそう思うのか考えてみてください。あなたの価値観の中に「障害を負ってしまったのはしょうがないから、前向きに頑張るしかない!」っていう思いが強ければ、後ろ向きな患者さんに対してはっぱをかけたくなることでしょう。患者さんへのアプローチはケースバイケースなので、どれがいいとかいう話ではないですが、まずは後ろ向きになる患者さんをそのまま受けれてあげてください。考える時間も必要ですし、見守る存在も必要ですから。その上でどうしたらいいのか、一緒に考えてあげてください。

 リハビリを受けるに至る過程は人それぞれで、中には人には話し辛い経緯を抱えている患者さんもいることだろう。そぉした秘密を話すとき、患者さんは我々を試している事があると思う。
 例えば「私、実は離婚しているんです。」そんな告白の中にはありのままの自分を分かって欲しい気持ちと、離婚者という社会的にまだ否定的なレッテルを貼られた自分に対する負の価値観とが入り混じって、そんな自分をどれ位受け止めてもらえるか。答えから敏感に察するものだろうと思う。この時には離婚そのものの価値には触れずに、そうなるに至った経緯や、相手が持つ負の感情に共感する事がいいのではないかと思う。
 離婚でなくても、リハビリに関する約束事を守れなかった時なども同様だろう。リハビリスタッフにとってはリハビリの効果・効率が優先されることでも、患者さんにとっては必ずしもそうではない場合がある。患者さんが何を大切にしているのか、受け止めた上で、選択枝を示し、一緒に考えていく作業があったほうが、動機付けもしっかりした物になると思う。

 自分の価値観を持つなと言う訳ではない事を断っておく。社会通念上、許容される範囲内での価値観は持つべきである。そうしないと、社会生活を営む患者さんの問題点が見えてこないからである。

⑤自己決定の原則
 援助者は利用者の意思に基づく決定ができるように援助していく。 問題解決の方策についてメリットとデメリットを検討しつつ自己決定に至る過程を一緒にたどったり、さまざまな選択肢を用意するなど自己決定の条件整備をすることも求められる。そして、その利用者の自己決定を促し尊重する

⑥秘密保持の原則
 利用者から信頼を得るためには、援助関係のなかで利用者の言動や状況を秘密(プライバシー)として守らねばならない。また秘密(プライバシー)が守られることが保証されることにより、はじめて「意図的な感情表出」も可能となる

⑦専門的援助関係の原則
 援助者は、個人的な関心・興味から利用者に関わってはならない。援助者は、常に専門職としての態度で臨まなければならない
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