【知識】施設サービス


介護保険法における施設サービスの基本を改めて記載していきます。

施設サービスは主に3つあります。

①介護老人福祉施設
 生活介護が中心の施設です。
 常に介護が必要で、自宅では介護ができない方が対象の施設です。
 食事、入浴、排せつなど日常生活の介護や健康管理が受けられます。
②介護老人保健施設
 介護やリハビリが中心の施設です。
 病状が安定し、リハビリに重点をおいた介護が必要な方が対象の施設です。
 医学的な管理のもとでの看護や介護、リハビリを受けられます。
③介護療養型医療施設
 医療が中心の施設です。
 急性期の治療が終わり、病状は安定しているものの長期間にわたり、療養が必要な方
 が対象の施設です。
 介護体制の整った医療施設(病院)で、医療や介護などを受けられます。

この3つです。それぞれの役割は簡単に書いてありますが。今日は更に深くつっこんでいきます。

①介護老人福祉施設は、老人福祉法に基づく施設となります。
 介護老人福祉施設は、主に特別養護老人ホームの事を差し、老人福祉法におけるサービスの種類は以下の通りになります。
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◆◆老人デイサービスセンター
→→老人デイサービスセンターとは、高齢者(以下)に対して入浴、食事の提供、機能訓練、介護方法の指導その他の便宜を提供する施設である。対象となる高齢者は、1. 行政の措置によって通わせる者。(65歳以上の者であって、身体上又は精神上の障害があるために日常生活を営むのに支障がある者が、やむをえない事由により介護保険法に規定する通所介護を利用することが著しく困難であると認められるとき)、2. 介護保険法その他の政令で利用を認められた者。
◆◆老人短期入所施設
→→老人短期入所施設とは、養護者の疾病その他の理由により、居宅において介護を受けることが一時的に困難となった高齢者(以下)に対して、短期間入所させ、養護することを目的とする施設のことである。対象となる高齢者は、1. 行政の措置によって通わせる者。(65歳以上の者であって、身体上又は精神上の障害があるために日常生活を営むのに支障がある者が、やむをえない事由により介護保険法に規定する通所介護を利用することが著しく困難であると認められるとき)、2. 介護保険法その他の政令で利用を認められた者。
◆◆養護老人ホーム
→→養護老人ホームとは、主に経済的な理由で居宅において養護を受けることが困難な65歳以上の自立者を入所させ、養護することを目的とする施設のことである。 特別養護老人ホームと違い、介護保険施設では無い。行政による措置施設であり、入居の申し込みは施設ではなく市町村に行う。
◆◆特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
→→特別養護老人ホームとは、65歳以上であって、常時の介護を必要としかつ居宅においてこれを受けることが困難であり、やむを得ない事由により介護保険法に規定する介護老人福祉施設に入所することが著しく困難である者、または、介護福祉施設サービスに係る施設介護サービス費の支給に係る者などを入所させ、養護することを目的とする施設である。
◆◆軽費老人ホーム
→→軽費老人ホームとは、無料又は低額な料金で、老人を入所させ、食事の提供その他日常生活上必要な便宜を供与することを目的とする施設(老人デイサービスセンター、老人短期入所施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホームを除く)のことである。A型、B型があり、よく言われるケアハウスも、この軽費老人ホームの一種である。
◆◆老人福祉センター
→→老人福祉センターとは、無料又は低額な料金で、老人に関する各種の相談に応ずるとともに、老人に対して、健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのための便宜を総合的に供与することを目的とする施設のことである。
◆◆老人介護支援センター
→→老人介護支援センターとは、老人福祉に関する専門的な情報提供、相談、指導や、居宅介護を受ける老人とその養護者などと老人福祉事業者と間の連絡調整、その他援助を総合的に行うことを目的とする施設のことである。
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こう見ていると、高齢者を老人老人と、、老人施設老人ホーム、、、まだ老人を高齢者に置き換えた方が言葉的には優しいですよね、、まあ、それは良いとして

老人ホームを更に詳しく調べたい方は → 老人ホーム参考サイト

 ※介護老人福祉施設には、地域密着型介護老人福祉施設というものもあります。(定員29名以下) → 説明は:こちら

②介護老人保健施設
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介護保険法 第96条第1項
介護老人保健施設(老人保健施設)は、福祉サービス計画に基づいて看護、医学的管理の下における介護、及び機能訓練その他必要な医療ならびに日常生活上の世話を行なうことにより、入所者がその有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるようにすることとともに、その者の居宅における生活への復帰を目指すものでなければならない
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介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、医師による医学的管理の下、看護・介護といったケアはもとより、作業療法士や理学療法士等によるリハビリテーション、また、栄養管理・食事・入浴などの日常サービスまで併せて提供する施設です。利用者ひとりひとりの状態や目標に合わせたケアサービスを、医師をはじめとする専門スタッフが行い、夜間でも安心できる体制を整えています。

介護老人保健施設をご利用いただける方は、介護保険法による被保険者で要介護認定を受けた方のうち、病状が安定していて入院治療の必要がない要介護度1~5の方で、リハビリテーションを必要とされる方です。

介護老人保健施設は、常に利用者主体の質の高い介護サービスの提供を心がけ、地域に開かれた施設として、利用者のニーズにきめ細かく応える施設です。介護予防を含めた教育・啓発活動など幅広い活動を通じ、在宅ケア支援の拠点となる事を目指して、ご利用者・ご家族の皆様が、快適に自分らしい日常生活を送れるよう支援をしています。
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③介護療養型医療施設
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介護療養型医療施設とは、療養病床等を有する病院または診療所であって、当該療養病床等に入院する要介護者に対し、施設サービス計画に基づいて、介護療養施設サービスが提供される施設のことです。
1.療養病床等を有する病院または診療所であること
2.介護療養施設サービスが提供されること

介護療養型医療施設は医療・看護の必要性の低い者が介護保険給付を受けながら入院しているという批判があったため、2012年3月までに廃止することになっていました。
しかし、介護療養型医療施設の受け皿の整備が進んでいないため、廃止は2018年3月まで猶予されることになりました。

介護療養型医療施設は、急性期を過ぎて一般病院での治療を終えて(慢性的な病気などのために)長期療養が必要な人が入院する医療施設です。
たとえば、とりあえずの治療は終わったものの、気管切開や胃ろうなどで長期の医療ケアを必要とする高齢者が対象となります。

介護療養型医療施設は昔の老人病院から転換したところが多く、その実態は施設というよりは病院です。
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更に詳しく → 介護療養型医療施設・介護療養型老人保健施設の基準・報酬について(厚労省)

基本は介護です。日々過ごされる高齢者を日帰りで見るのか、泊まってもらうのかリハビリをするのか、、それを様々な視点から様々な種類のサービスを作り様々な使い方をしてもらう。

基本は、【尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにすること】です。

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