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【介護支援】ケアマネ試験から知識吸収(感染症)


おはようございます。

今日は、抜けるような青い空です。

こう天気が良いと気持ちもリフレッシュしますね。

今日の問題です。

出題:正しいものを5つ選びなさい

①高齢者では敗血症によりショックを起こしても、発熱しないことがある。
②高齢者の場合、敗血症になるのは30%が口腔からの感染である。
③MRSA感染症は、面会に来た家族が感染源になる事が多い。
④MRSAは毒性が非常に強いため、病院内では感染者だけでなく保菌者も個室に隔離しなければならない。
⑤病院でのMRSA感染に対する防止対策としては、処置の前後の手洗いと消毒を確実に行うことが必要である。
⑥MRSAは、抗生物質に対する強い耐性をもち黄色ブドウ球菌で、有効な薬剤がないため安静臥床を基本とする。
⑦B型、C型肝炎は血液を介して感染する肝炎である。
⑧ノロウィルスは、手指や食品などを介して経口で感染し、嘔吐、下痢、腹痛などを起こす
⑨高齢者の場合、インフルエンザにかかると肺炎を併発しやすい。

正解、①⑤⑦⑧⑨

敗血症(はいけつしょう、英: sepsis)は、病原体によって引き起こされた全身性炎症反応症候群(SIRS)である。細菌感染症の全身に波及したもので非常に重篤な状態であり、無治療ではショック、DIC、多臓器不全などから早晩死に至る。もともとの体力低下を背景としていることが多く、治療成績も決して良好ではない。
・敗血症は、全身性炎症性反応を伴う重症感染症。
・連鎖球菌などの病原菌が体内のいっての病巣(敗血病巣)から絶えず血中に送り出され、全身的な感染を起こした状態。
・細菌に感染して、症状が全身に及んだ状態を敗血症と言う。細菌そのものが血液中に無くても、細菌から出る毒素野それに影響された体の種々の物質(これらをサイトカインという)が全身に回って肝臓や腎臓、肺など重要な臓器がおかされて重い症状を引き起こす。

敗血症について詳しくは  →→→こちら

設問では、敗血症性ショックについての問題ですが、症状として
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しばしば、敗血症性ショックの最初の徴候は錯乱と認知力の低下で、血圧低下の24時間以上前から症状が現れることがあります。前駆症状にはほかに、ふるえや悪寒、体温の急な上昇、肌のほてりと紅潮、速く激しい動悸(どうき)、息切れ、血圧の上昇や下降があります。尿量も減ります。血液量が不足した組織は血液中に乳酸を放出し、これが血液の酸性度を高め、多くの臓器に機能障害をもたらします。末期になると、体温がしばしば正常レベル以下に下がります。
敗血症性ショックが進むと、さまざまな臓器が機能不全に陥ります。たとえば、腎不全が起こると、尿量が極端に減るかまったく出なくなり、尿素窒素のような代謝老廃物が血液にたまってきます。肺不全になると、呼吸困難が起こり、血液中の酸素濃度が低下します。心不全になると、水分貯留と組織の浮腫が生じます。さらに、血管内に血のかたまりができることがあります。
敗血症性ショックの診断を確定するには、血液検査を行います。白血球数の増加ないし減少、酸素濃度の低下、血小板数の減少、乳酸過多、代謝老廃物の増加は、すべて敗血症性ショックの徴候です。指先にセンサーをあてて、血液中の酸素濃度の監視も行います。心電図で心臓のリズムに異常がみられる場合は、心臓への血液供給量が不足していることを示します。血液培養を行って病原体を確定します。敗血症以外にもショックを引き起こす原因にはさまざまなものがあるので、場合によってはさらに検査が必要です。
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簡単に書くと、
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敗血症になった時に主に見られる症状が高い熱の症状です。感染がひどい場合は、呼吸数や心拍数が上がり、低血圧から意識障害を起こしショック状態に陥ることがあります。また、症状がひどくなると多臓器障害症候群を併発することもあります。
血圧の低下、尿量の減少、意識障害や皮下出血、壊疽といった症状が見られ、感染症から急速に症状が悪化してきてわずか数時間ほどで命を無くしてしまうケースもあります。
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上記の通り、様々な重篤な症状が現れます。高齢者は症状が表面に現れにくいので設問の通り、発熱しない事もあります。

敗血症の原因は、『肺炎や腹膜炎をはじめとした重症細菌感染症の進行した場合にみられる。また、悪性腫瘍の化学療法によって免疫力が低下した場合に合併することがある。この場合は、主な感染源はセラチア菌などの腸内細菌であるといわれる。』となっております。

感染源は、尿路感染症や肺炎、胆のう炎や胆管炎、腹膜炎やじゃくそうなどの感染などがあり、尿路からの感染が多く、次いで胆道からの感染が多くなっています。

選択肢3からMRSAに関する問題ですが、MRSAについて簡単に記載のあるサイトがありましたので、それを元の紹介いたします。

MRSA

次いで感染経路ですが
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1) 医療従事者の手指を介する接触感染。
2) 聴診器・血圧計などの医療器具を介した間接的な感染。
3) 排菌患者の床頭台、ベッド柵、病室のドアノブなど高頻度接触部位はMRSAで汚染されており、これらを介した伝播。
4) 排菌患者の医療・看護行為のあと、手指衛生や器具の消毒を十分行なうことなく次の患者に接する場合が最も感染を成立させやすい。
5) ベッド周囲の床や壁など環境中に存在するMRSAが直接感染の原因となることはまれである。
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の通り、設問である面会者ではなく医療従事者が主な感染源となります。

MRSAの隔離についての基準を定めている病院がありましたので、その基準を紹介させていただきます。
MRSA2

となっています。設問では隔離する必要性についてはないとなっていますが、MRSAの状態によって隔離しなければなりません。
排菌していたり、周りに感染する可能性がある場合などで、通常は常在菌であるので誰しも持っている菌です。そういった意味での隔離する必要性かと思います。

MRSAのFAQが色々参考になるかと思いますので、掲載しておきますs。  →→→こちら

感染対策については、サラヤさんのページが参考になるのでお借りします。
mrsa3

基本は、手洗いとうがいですね。

MRSAの為の薬剤について、詳しい薬剤情報について気になる方は、[こちら]。主に、バンコマイシン等が有名みたいです。

以下の設問⑦⑧⑨は、すべて設問の通りとなりますが、
肝炎ウィルスの感染は、日常生活では特に心配はなく、血液に触れる可能性がある場合に特に注意が必要です。
(傷の処置、排泄物処理、食事後の食器等は注意が必要)

ノロウィルスは感染の広がりが強く、ならない事が一番ですが、施設などで処理をする際にみんなで対応すると、みんなに感染して全滅する可能性が出てきます。

つまり、基本的に一人の人がその人の対応をすることで、感染の広がりを小さくすることが出来ます。また、このノロには、アルコールが効きません。
次亜塩素酸ナトリウムで消毒し、対応の際は、使い捨てのマスクやガウン、手袋などを装着します。 脱ぐ際や破棄の際に菌の接触に注意が必要です。

インフルエンザは、肺炎を合併することが多く、死亡の原因にもなるので、予防が非常に大事です!

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最後までご覧いただきありがとうございました。みなさんの参考になるようがんばりますのでまたお越しください。
 
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