【介護支援】ケアマネ試験から知識吸収(認知症と意識障害)


おはようございます。

今日は時間が押している中の書き込みです。

最近暑くなり、脱水や熱中症などが心配な時期になってきます。

また、食べ物も痛みやすくなってきているので注意も必要ですね。

それでは、出題です。

問題32 次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。
1 認知症の原因は,脳血管障害と脳変性疾患に分類される
2 意識障害を把握する3-3-9度方式(Japan Coma Scale)において,刺激しても覚醒しない状態は1,2,3の1桁の点数で示される。
3 頭部外傷後1~2か月後に認められる認知障害の場合には,慢性硬膜下血腫の可能性がある。
4 長谷川式認知症スケール(HDS-R)は,認知症の簡易検査法であり,21点以上であれば認知症が疑われる。
5 L-ドパ製剤は,パーキシソン病治療に有効であるが,長期間使用すると,不随意運動や,幻覚・妄想等の精神症状を生じることがある。

解答3・5

認知症の原因は、脳血管障害、脳の委縮、脳内にタンパク質が出来るものが主な原因となります。

脳変性疾患は、出生時までに一度できあがった脳や脊髄(せきずい)の一部が、時間とともにその形や組織の変性(壊れること)を来す病気を指します。その障害部位により、大脳白質変性症(だいのうはくしつへんせいしょう)、灰白質(かいはくしつ)変性症、基底核(きていかく)変性症、脊髄小脳(せきずいしょうのう)変性症などに大きく分けられることがあります。
脳変性疾患の病気は、TV等のドラマで取り上げられたりしますね。

認知症がテレビに取り上げられるときは、たいてい脳の委縮による認知症のアルツハイマー型を多く見かけます。

日々、過ごしている中で様々な理由で意識障害が出ることがあります。その意識障害のレベルを伝達する方式として、3-3-9方式がありますが、状態により桁数で評価されます。
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意識レベルの尺度として用いられる「Japan Coma Scale(JCS)」の通称。
覚醒状態の程度により意識レベルを大きく3段階に分け、さらにそれぞれを3つに細分化し、合計9段階で表したもの。数字が大きいほど重症。

I 覚醒している状態(1桁の点数で表現)
  1:見当識は保たれているが、意識清明ではない。
  2:見当識障害がある。
  3:自分の名前、生年月日が言えない。

II 刺激に応じて一時的に覚醒する状態(2桁の点数で表現)
  10:普通の呼びかけで容易に開眼する。
  20:大声で呼びかけたり強く揺すったりすることなどで開眼する。
  30:痛み刺激を加えつつ、呼びかけを続けると辛うじて開眼する。

III 刺激をしても覚醒しない状態(3桁の点数で表現)
  100:痛みに対して払いのけるなどの動作をする。
  200:痛み刺激で手足を動かしたり、顔をしかめたりする。
  300:痛み刺激に全く反応しない。
R(不穏)、I(失禁)、A(自発性喪失)などの付加情報を合わせて、「3-R」、「JCS100-I」などと表す。
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設問である、『刺激しても覚醒しない状態』は、意識レベル300となります。数値が重いほど低下するわけですね。

意識レベル300というと、、、怖いですね、、、
でも、次の設問である、慢性硬膜下血腫による場合ももちろんあります。
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 頭部外傷から数週~数カ月の後に頭の中に出血が起こることがあります。頭の骨(頭蓋骨)のすぐ内側には硬膜と呼ばれる膜がありますが、この硬膜の内側にじわじわと出血が起こって血液の塊(血腫)が出来た状態を慢性硬膜下血腫といいます。下の図は慢性硬膜下血腫と周囲の構造物の関係を示したものです。普通、血腫は硬膜の下に被膜と呼ばれる膜状の組織に取り囲まれています。


被膜は外側の外膜と内側の内膜からできており、被膜の中にじわじわといつのまにか出血が起こります。原因は特定できないこともあります。中高年者、お酒の好きな方、男性に多い傾向があります。
血液や髄液などがほんの少し貯まっただけでは無症状のことがほとんどですが、血液の量が多くなると次第に脳を圧迫して症状がでてきます。症状は頭痛、手足の麻痺、歩行障害、思考力の低下、痴呆症状、てんかん発作などです。脳梗塞などの脳血管障害や脳腫瘍などの症状と似ているものもあります。これらの病気は一度症状がでてしまうと元通りにはならずに後遺症が残ってしまうことが多いのですが、慢性硬膜下血腫は簡単な手術で大抵よくなります。
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つまり、忘れたころに認知症に似た症状が出現するので、、ボケちゃったかしら、、で済まさず、転倒で頭部打撲後に時間を空けてこのいった症状が出た場合は検査したほうが良いこととなります。

設問としては正しい内容が記載されています。

長谷川式スケールは、ドラマなどでもちらっと出てくる認知症の簡易検査です。
設問のどこが間違っているんだろうと一瞬思いましたが、21点以下が認知症を疑われる点数です。。さりげなく以上になってましたね。 満点は30点となります。

ただ、実施する人によって結果が変わってくる側面もあります。 (ただやればいいと思っている人の場合)

長谷川式スケールは、一般的に普及しておりMMSEも評価の方法もあります。

また、前頭葉機能検査としてFABというものもあります。

認知症の進行も、原因となるものにより進行が違います。 脳血管型の場合は、、、 と、認知症については、また別の機会に掘り下げていきます。

最後の、L-ドパ製剤とは何でしょうか。
パーキンソンの治療薬で、
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パーキンソン病で不足しているドーパミンの補充として使われます。ドーパミン自体を服薬すれば良いのではないかと思われるかもしれませんが、残念ながら、脳には脳に有害となる物質を脳内にいれないようにする関門があり、ドーパミンはこの関門のために脳内に入れません。ところが、ドーパは関門を通過できます。そのためにドーパを服薬します。この系統の薬剤は抗パーキンソン病薬の中では最も効果の強い薬です。 L-ドーパは服薬すると小腸で吸収され、血管の中に入ります。血管の中には、L-ドーパを分解する酵素があり、脳内に入る前に分解されその効力を失ってしまうものもあります。このため、血管内のドーパを分解する酵素を阻害する物質をドーパといっしょに服用すると、分解されるドーパの量を少なくできます。このように、L-ドーパとドーパを分解する酵素を阻害する物質をいっしょにした薬が合剤とよばれるもので、単剤に比べ効果は4~5倍に達します。
一緒に含まれるL-ドパ分解阻害剤には、ベンゼラジドとカルビドパのどちらかが用いられています。
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副作用として
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悪心、嘔吐、食欲不振、などの消化器系副作用、めまい、起立性低血圧、不整脈などの循環器系副作用、興奮、幻覚、妄想、抑うつ、不眠などの精神症状、ねむけなどです。担当医に相談して許容範囲にコントロールが必要です。
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設問にある、長期間服用することで様々な症状が出てきます。
①1日の中で良く効く時間と全く効かない時間が出てくる。
②自分の意思と関係なく体の一部が動いてしまう。
③筋肉がこわばって痛む
④すくみ足
等があります。

詳しくは、[こちら]をご覧ください。

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最後までご覧いただきありがとうございました。みなさんの参考になるようがんばりますのでまたお越しください。
 
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