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【介護支援】ケアマネ試験から知識吸収(栄養と水分と便秘)


今日は私の苦手な保険医療を対象にしたいと思います。

出題:次の項目について適切なものを6個選べ。

①血清アルブミン濃度は、栄養状態を評価するもっとも有力な指標となる。
②低栄養状態になると貧血が生じる。免疫力が低下するなどの症状が現れるが、浮腫みはみられない
③嚥下障害、逆流性食道炎、胃潰瘍、便秘、悪性腫瘍、うつなどの疾患が低栄養の原因になっていることがある。
④高齢者の場合、複数の医療機関に通院し、過剰な投薬により食欲不振が生じていることがある。
⑤高齢者の場合、もともと体内の水分量が少なく、若年者に比べ脱水になりやすい
⑥尿量が減少した場合は、脱水が疑われる
⑦日常的に飲水をしていれば、高齢者でも脱水を生じることはない
⑧慢性便秘は、機能性のものと器質性のものとにわけられる
⑨麻痺がある高齢者が便秘の場合、本人の身体的負担を避けるため浣腸を用いるようにする。

正解は、①③④⑤⑥⑧となっています。

高齢者の低栄養についての説明は、[低栄養 【食欲がない、食べれない、食事がまずい、栄養不足】]を、参照していただきたいと思います。

選択肢に沿って説明をします。

まず血清アルブミン濃度ですが、健康診断の項目でいうと(Alb)で表されます。私の手元にある血液検査の結果を見ると、栄養状態の項目に、総蛋白、A/G比、アルブミン(Alb)の3つがあります。
ただ、私の場合は、コレステロール再検査の時のものなので値は入っていませんが・・・
このアルブミン濃度が重要で、アルブミンは「血清」に含まれているたんぱくの主成分のひとつです。この値が低下していることによって以下の病気が発症している可能性が考えられます。
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【低アルブミン血症の発症の可能性のある疾患】
☆肝機能疾患
☆栄養不足
☆膠原病
☆悪性リンパ種
☆関節リウマチ
☆慢性感染症
☆ネフローゼ症候群
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ここでは、栄養状態について絞っていきますが、体重の推移や上腕三頭筋における皮下脂肪の厚さが指標になります。 (いわゆる2の腕で、胸の柔らかさと=と言われてる所ですね)
もともと上腕三頭筋が、一番脂肪が落ちにくい場所との事で、ここが落ちてきたら他から脂肪が落ちるほどないということになるのかと思います。

資料:[栄養状態の評価法]

低栄養状態になると
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①筋肉や骨の減少に伴う体重の減少(疲れやすくなる)
②筋肉や骨の減少に伴う運動機能の低下
③タンパク質不足による皮膚の異常(浮腫・褥瘡)
④免疫力の低下による感染症(日和見感染)
⑤体力低下の悪循環による疾病の悪化
⑥生活自立度の低下に伴う要介護の上昇
—————————–
とあるように、タンパク質の減少により、浮腫みが起こりやすくなります。

そもそも設問③の低栄養の原因が、食事です。
食事がキチンとれなくなる原因が低栄養の原因となります。
身体的な状況だけでなく、環境的な状態も含まれますので、注意が必要です。
身体的なものとしては、設問内に記載されていることが挙げられます。
環境的なものとしては、食事の準備が出来ない。出される食事がコンビニ弁当や菓子パンなどが中心であったり、内服薬による食欲減退などがあります。

この内服薬による食欲減退に関しての設問が④となります。
内服薬の副作用や大量の薬を飲むことによっての相互関係などがあるので、通院や服薬状況の把握が重要です。

設問⑤からは、水分の問題となりますが、水分はなぜ必要なのでしょうか
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人体の構成成分で一番多いのが水分です。成人で60%前後を占めており、40%は細胞液で、残り15%が組織液、5%は血しょう中に含まれています。人体の水分の約10%を失うと生命の危険が高くなり、20%を超えると死に至るとされています。
食べ物を口にしなくても水分さえ補給していれば数日で命を失うことさえないといわれるほどの生命の源なのです。
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そして脱水とは、
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水分喪失量に対して水分摂取量が不足することによって起こる。したがって脱水の原因としては、水分の摂取が不足する状態あるいは水分の喪失が過剰となる状態の二つが考えられる。実際には、水分の摂取が不足すると同時に喪失も亢進することが珍しくない。
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とあります。
それほど、水分が生命活動に必要なものという事を前提に話を進めていきます。

設問⑤は、その通りです。
そもそも高齢者の脱水が起こる原因として
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①体液量の減少:
加齢による細胞数の減少により,細胞内液が減少するため(成人:体重の約42%,高齢者:体重の約33%),水の貯蔵が少ない。
②腎機能の低下:
加齢による糸球体濾過量、腎血流量の低下,腎の尿の濃縮力の低下により,低張多尿状態が維持され,水分の相対的排出過多となる。
③渇中枢の反応性の低下:
口渇を感じにくいので,適切な水分補給ができない。
④体内の水分貯蔵場所の減少:
水分は綱胞肉外に含まれている。
加齢に伴い,細胞内水分の最大貯蔵部位である筋肉量が減少する。
脂肪の増加がみられるが,脂肪組織は水分を貯蔵しにくい。
⑤基礎代謝量が減少し,代謝水が減る。
⑥水分摂取量の減少:
ADLの低下,摂食・.嚥下障害,多種の病態により食欲の低下・意識障害などによって、水分がとれない。
⑦頻尿や失禁,誤嚥を恐れて水分摂取を控える傾向がある。
⑧熱・多汗・下痢・嘔吐など,水分喪失の機会が多い。
⑨利尿剤の使用。
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などがあります。(ちょっと読みにくいですが)

設問⑥は、客観的な判断方法として、目のくぼみや舌の乾燥、尿量減少や体重減少、低血圧や頻脈、ADKの低下などとして現れます。

設問⑦に関しては、飲水だけで脱水を防ぐことは出来ません。上に記載した原因がいくつかあります。

設問⑧⑨は便利に関する問題です。

慢性便秘は、機能性のものと器質性のものとに分けられます。
機能性…腸のぜん動運動の低下、腹筋の低下、薬の副作用
器質性…大腸がんなどの疾患

排便は出来るだけ自然排便を促していきます。浣腸や摘便などはどうしてもというときにとどめ、十分な水分や食物繊維の摂取、などで機能性を高めることが重要です。

※ごめんなさい、、メモ
高齢者の代謝・栄養
脱水

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3 comments

  1. 血清アルブミン濃度の値ですが、記載場所によって値の範囲が結構違います。

    今回は私の手元にある健康診断の値を追記しておきます。

    アルブミン(Alb) 3.7~5.5 となっております。

    HPによっては、4.0~だったり 4.5~位の所もありました。

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