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【介護支援】ケアマネ試験から知識吸収 (神経編)


おはようございます。

朝の書き込みを続けております。

いつまでもつのか心配ではありますが、今日の書き込みは神経系について勉強したいと思います。

出題:脳血管障害について適切なものを選びなさい。
1.動脈硬化によっておこる脳内出血や脳血栓の危険因子に糖尿病がある。
2.高齢者の場合、動脈硬化の危険因子がなくても脳梗塞が起こることがある。
3.脳塞栓は、心臓などでできた血栓が血流にのって脳にいたり、動脈を閉塞して発症する。
4.くも膜下出血は、血圧の下がる安静時や睡眠時に起こることが多い
5.脳内出血では、高次脳機能障害はあまり見られない

正解:123

先ず動脈硬化とは、動脈が肥厚し硬化した状態を動脈硬化といい、これによって引き起こされる様々な病態を動脈硬化症という。
動脈をホースに見立てて古くなって固くなった状態を例として示す場合があります。 あれってかなり柔軟性が落ちますからね。。

その動脈硬化によって起こる脳出血や脳血栓の危険因子として、

・高血圧
・コレステロールをはじめとする血液の脂質の異常
・糖尿病
・加齢(男性:45歳以上、女性:閉経後)
・喫煙
・肥満
・運動不足
・感情的なストレスに満ちた状態
・偏った食事内容
・嗜好品(アルコール、コーヒー、紅茶)

が挙げられます。

糖尿病と動脈硬化についてはこちら、をご覧ください。

高齢者の動脈硬化についての危険因子がない状態での動脈硬化と問われていますが、正しくはありません。
加齢という危険因子が存在するからです。上でホースに例えましたが、物質は劣化します。劣化するという事は当然本来の性能が徐々に引き出せなくなってきます、

脳塞栓に関しては、問題の通りで心臓等で通った血栓が血管を通って脳に至り、脳内の細い血管をふさいでしまうことにより起こります。
誰でもある程度はあるそうなのですが、途中で溶けてしまうため脳塞栓には至らないという話を聞いたことがあります。

くも膜下出血は、動脈瘤などが破れ、脳の表面とくも膜下の間に血液が広がるものです。
どちらかといえば、血圧の高まる昼間や活動時に多く発症します。

夜間や安静時等の血圧が低い時に起こりやすいのが、脳血栓となります。

よく、寝起きはいきなり立ち上がると急に頭に血液がいくことで血管へのダメージが大きいので、少し経ってから起きるようにしたほうが良いと聞いたことがあります。

高次脳機能障害は主に脳の損傷によって起こされる様々な神経心理学的症状と言われ、脳の拘束や出血があった領域で脳の働きが障害され、運動麻痺や感覚障害など脳の指令を出す様々な部分が障害される可能性があります。
その中に高次脳機能障害も含まれます。

更に問題を続けます。
出題:パーキンソンの四台運動障害とは何か

フリー問題です。選択肢はありません。。。
・安静時震戦  ・筋固縮  ・無道  ・姿勢・歩行障害の4つです。

進行すると、うつ等の精神症状や、起立性低血圧、排尿障害などの自律神経症状が現れます。

では、パーキンソン病は主に40歳から50歳以降に発症し、ゆっくりと進行する原因不明の神経変性疾患です。神経伝達物質の一つであるドーパミンが減少する事で起こると考えられています。
何より原因不明というのが怖いですね。

人間は、未知なるものや、終わりの見えないものに恐怖を抱きますし・・・

★また、高齢者の病気にてんかんがあります。 脳血管系の病気後の予防としてデパケン等を飲んでいる人も多いかと思います。

てんかんの多くは、原因不明であるが脳血管障害が原因で起こる事もあるため、この理由によるてんかんは高齢者に注意が必要です。

★出題:筋委縮性側索硬化症(ALS)では、知能や意識は保たれる。

正解は○です。全身の骨格筋が徐々に萎縮していく進行性の疾患で、数年で自立が困難となります。
ただ、眼球運動と、肛門括約筋の機能は残存し、機能や意識は末期まで保たれます。

★出題:ジャイ・ドレーガー症候群では、睡眠時の舌根沈下による激しいいびきや無呼吸がまれに急死の原因となることがある。

自律神経症状を主要症状とする脊髄小脳変性症の中の病型のひとつであり、多系統萎縮症(MSA)のひとつでもある。
初期に起立性低血圧や排尿障害などの自律神経症状が目立ち、進行すると小脳性の運動失調やパーキンソン病様が加わる。
睡眠時の舌根沈下による激しいびきや無呼吸により、まれに急死することがある。

★出題;ピック病は認知症を主症状とするが、前頭葉と側頭葉が集中的に萎縮し、人格障害が目立つ点に特徴がある。

大脳の特定部位(前頭葉、側頭葉)が著しく萎縮し、人格障害が目立つ。

無頓着・無関心・自発性欠如・失語などの前頭葉、側頭葉の障害症状もある。

神経関係の本を見る

脳障害の本を見る

認知症の本を見る

上の解説部分を少し解いていきましょう。
・小脳性の運動と大脳性の運動失調
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大脳性運動失調症
大脳性運動失調症(英:cerebral ataxia、独:cerebrale Ataxie)は大脳皮質、特に前頭葉性の障害によって起こる。脳血管障害性病変、脳萎縮、外傷、腫瘍、ピック病、慢性硬膜下血腫などがあり、度々問題視される。失調性歩行の他、精神機能の低下が認められる。

大脳前頭葉失調症は fronto‐ponto‐cerebellar pathway の障害によるものとされ、表出性言語障害が多く認められ、fronto‐thalamic pathway が遮断された場合には筋緊張亢進 Gegenbalten、強制把握、腱反射亢進を生じ、バビンスキー反射が現れる。

小脳性運動失調症
小脳性運動失調症(英:cerebellar ataxia、独:cerebellare Ataxie)は小脳腫瘍、血管性障害、変性疾患、小脳萎縮、奇形などの小脳傷害に伴う症状で、筋力の正確なコントロールを欠き、敏速反復運動や運動の急速な抑制が不能になる真の運動失調である。小脳虫部の損傷では主として体幹性失調を来し、起立歩行障害(蹣跚歩行、すなわち腰の動揺が顕著なよろけ歩行)、大歩行を呈し、一般に姿勢、体位保持が困難で平衡機能障害を起こす。また、小脳半球性障害では四肢の筋トーヌス異常、筋緊張の低下を来し、患側方向への偏倚歩行、協調運動不能、指-指試験や指-鼻試験における誤示、拮抗運動障害、運動測定障害、共同運動障害、指先の巧緻運動障害、ホームズ・スチュアート現象の他、企図振戦や小脳性言語(断続性、爆発性)が認められる。
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◆多系統萎縮症
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進行性の小脳症状をしばしば呈することから、脊髄小脳変性症の1型(孤発性)と分類され、本邦の脊髄小脳変性症の中で最も多い。このうち、小脳症候を主徴とするものはオリーブ橋小脳萎縮症(OPCA、1900年)、起立性低血圧、排尿障害、睡眠時無呼吸(喉頭喘鳴)などの自律神経症状を主徴とするものはシャイ・ドレーガー症候群(Shy-Drager syndrome、SDS、1960年)、動作緩慢、小刻み歩行、姿勢反射障害などのパーキンソン症状を主徴とするものは線条体黒質変性症(SND、1960-64年)である。これら3型の臨床病理学的な類似点が指摘され、1969年にMSAの病名が誕生した。
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◆ピック病
認知症の原因の一つです。
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大きな特徴として、人格が急変することが挙げられる。例えば万引きや人前での破廉恥行為など、本来なら実行に罪悪感や羞恥心を示す行動を何ら気に掛けず平気に行うようになったり、物事に無頼で無頓着になり、人から注意を受けても耳を傾けることもなくなるなど、いわゆる「自分勝手・我儘」と表現される状態になる。何を訪ねても深く考えず、悩む様子も見られない。

決まった食事しか獲ろうとしない、同じ道しか通ろうとしないなど、常に同じ行動を繰り返す「常同行動」も特徴として挙げられる。

進行すると言葉の意味が分からなくなったり、日常食べる料理(例えば味噌汁やカレーライス)等の一般的な名詞さえも理解できなくなる。そして無言・無動、遂には寝たきりの状態となる。ここまで進行するのには、一般に発症してから10年以上の経過をたどる。

一方でアルツハイマー型認知症等とは異なり、初期状態では記憶低下など生活上の障害は軽く、認知症と判断されない事も多い。また症状が進んでも動作についての記憶は保たれ、見当識障害もほとんど見られないため、電車やバスなどに乗っても迷子になる事は少ない。
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