正しいものはどれか
1.訪問看護開始時における主治医の指示書通りにサービスを提供していれば、訪問看護報告書を主治医に定期的に提出する必要はない
2.末期の悪性腫瘍は、医療保険による訪問看護の対象となる「厚生労働大臣が定めた疾病等に該当する」
3.要介護者に対して医療保険と介護保険の両方から給付が可能な場合には、「厚生労働大臣が定める疾病等」に該当する。
4.訪問介護事業所の利用者に対し、たん吸引等に係る到底行為業務を円滑に行うための支援を行った場合には、看護・介護職員連携強化加算を算定できる
5.訪問看護ステーションは、緊急時24時間連絡体制を義務付けられている。
まずは訪問看護がやる事はなんでしょう。
・健康状態の観察
・医療処置
・介護方法の指導及び助言
・ターミナルケア
・医療機器の管理と指導
・創傷管理
・食事(栄養)の管理
・身体の清潔
・排泄の管理
・療養環境の調整と整備
・リハビリ
・服薬管理
・その他(医療機関との連携など)
が、挙げられます。
訪問看護を実施する上で必要な帳票が訪問看護指示書と訪問看護計画書及び訪問看護報告書
では、訪問看護の実施の流れを調べてみましょう
と、その前に訪問看護における医療保険と介護保険についてです。
介護保険の対象外の方は医療保険が優先となりますが、介護保険対象の方で医療保険が使える方はどちらが優先されるのでしょう。
厚生労働大臣が定める疾病がキーワードになります。 [厚生労働大臣が定める疾病等を見る]
先ず、40歳未満の方は、特別管理加算(確認)対象者でない方は、医療保険(3日迄)
紛らわしいので簡単に
A [厚生労働大臣が定める疾病等]
B 訪問看護特別管理加算
C 特定疾病16種
40歳未満
AorB(いいえ) 医療保険(3日まで)
(はい) 医療保険(4日以上可、1日複数回可)
40歳~65未満
C(いいえ) AorB(いいえ) 医療保険(3日まで)
(いいえ) (はい) 医療保険(4日以上可、1日複数回可)
(はい) →65歳以上の判断基準で算出
65歳以上
要介護認定を希望しない・もしくは自立と判定された場合は、40歳未満の判断基準
要介護(支援)認定を受けている →A(いいえ) 介護保険(ケアプランに基づく)
(はい) 医療保険(4日以上可、1日複数回可)
となります。
訪問看護の知識はほとんど無かったのですが、これって難しいですね。みなさんはキチンと覚えていますか?
で、訪問看護を進めるに当たり流れは以下の通りにします。。
訪問看護指示書は、医師から発行されるもので訪問看護を実施する際には必ず必要になります。
※訪問看護指示書の詳しくは 訪問看護指示書について
指示期間は最長6か月で、1回の発行で主治医が300点算定できます。
では、訪問看護計画書、訪問看護報告書はどうでしょうか
看護師、保健師、助産師が作成することとされており、報告書は毎月主治医に提出しなければなりません。
計画書については、適宜で良いようです。 訪問看護計画書及び訪問看護報告書の取り扱いについて
最後に、看護・介護職員連携強化加算についてです
ベタコピペですが・・
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① 看護・介護職員連携強化加算は、訪問看護事業所の看護職員が、訪問介護事業所の訪問介護員等に対し、たんの吸引等の業 務が円滑に行われるよう、たんの吸引等に係る計画書や報告書 の作成及び緊急時等の対応についての助言を行うとともに当該 訪問介護員等に同行し、利用者の居宅において業務の実施状況 について確認した場合、又は利用者に対する安全なサービス提 供体制整備や連携体制確保のための会議に出席した場合に算定 する。なお、訪問介護員等と同行訪問した場合や会議に出席し た場合は、その内容を訪問看護記録書に記録すること。
② 当該加算は、1の訪問介護員等と同行訪問を実施した日又は 会議に出席した日の属する月の初日の訪問看護の実施日に加算 する。
③ 当該加算は訪問看護が二十四時間行える体制を整えている事 業所として緊急時訪問看護加算を届け出をしている場合に算定 可能である。
④ ?訪問看護事業所の看護師等が、訪問介護員等と同行し、たんの吸引等の実施状況を確認する際、通常の訪問看護の提供以上 に時間を要した場合であっても、ケアプラン上に位置づけられ た訪問看護費を算定する。
⑤ 当該加算は訪問介護員等のたんの吸引等の技術不足を補うた めに同行訪問を実施することを目的としたものではないため、 訪問介護員等のたんの吸引等に係る基礎的な技術取得や研修目 的で、訪問看護事業所の看護職員が同行訪問を実施した場合は、 当該加算及び訪問看護費は算定できない。
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となります。ここまで知れれば訪問看護における問題は大丈夫でしょう。。。覚えられればですが(泣)

参考になったでしょうか。もしよろしければ下にコメント欄がありますのでコメントをいただければ修正や加筆の参考になります。お忙しい中申し訳ありませんがよろしくお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。みなさんの参考になるようがんばりますのでまたお越しください。
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