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【介護支援】ケアマネ過去問から見る知識(薬編)


平成24年(15回)試験の問題から知識を得ます。

問29 高齢者が服用することが多い薬剤と副作用の組み合わせで適切なもの

1鉄剤-消化器不良
2降圧剤-起立性低血圧 
3利尿剤-唾液分泌過剰 
4抗不安剤-便秘 
5非ステロイド性晶火炎鎮痛剤-低血糖

これをひも解いてみましょう。これらは比較的内服されている高齢者が多い薬で、とある症状が出たときにそれは薬からくる可能性があるものかを見極めるのに重要です。
また、降圧剤を飲むことによって血圧が低下し立ち上がる時に起立性低血圧を引き起こすことで転倒し大きなけがにつながる可能性を知っておくことでケアマネとして訪問し、そういった時に注意を払うことが出来ます。

では、上から考えていきましょう。
鉄剤は、主に造血剤として血液の精製効果があり貧血の改善に用いられます。鉄剤を飲むと十二指腸で吸収されるようにできており1割程度の方は消化器系に副作用が出ます。
これを意識しすぎて精神的に腹痛が出る人もいるようで、鉄剤を用いると黒便(赤便)が出るようになります。これの原因としてのキーワードは酸化(錆)です。鉄がすべて消化器に吸収されるわけでなく吸収しきれなかったものが酸化することで黒色(赤色)になるようです。 ちょっと調べてる時に、てっきりタール便というものかと思っていたのですが、鉄剤を内服しての黒色便はタール便とは別に解説されているところもありました。この辺が曖昧なのですが詳しい方は教えてください。

2の降圧剤による起立性低血圧はいいですね。血圧を下げる(低血圧になる)事で、安静臥床後起立した際に血圧の急激な低下によって末梢神経や頭の血液が不足することによってめまい等を引き起こします。

3の利尿剤は、尿は腎臓でつくられるが、腎臓は体内の状況に応じて尿の量や濃度を調節し、全身の体液を一定に保つよう制御している。利尿薬は、この調節機構が適切にはたらかない病態などにおいて、水分を体外に排出するために用いられるとの事で、尿を強制的に排出するために、副作用として体内の水分量の低下に伴う症状が出るようです(参考:ラシックスの副作用→ラシックスの主な副作用には、多尿、口の渇き、倦怠感、脱力感、めまい、知覚異常、吐き気、嘔吐、頭痛、代謝異常、食欲不振、下痢、味覚異常などがあります)問題を作る側としては、正しい選択肢として出すとしたら低カリウム血症や低ナトリウム血症と組み合わせてくるような気がします。利尿剤には、降圧利尿剤として、血圧を下げる効果もあります。
利尿剤をダイエットに使用し、水分を強制的に排出することで浮腫みの改善や水分排出による体重減少をする方がいたそうです(特に中国系)。これは危険なので絶対にやめましょう。ビックリ仰天ニュースで歯が全部折れたりした例も取り上げられたり甚大な副作用が出る可能性も高く命にかかわることもあります。

4の抗不安薬は、眠気やふらつき、依存症が挙げられます。効果は神経系に作用するのでそのあたりの副作用が出るようです。結構な○○系があるみたいですので難しいですが、便秘となる方も多いようです。
もしよければ、抗不安薬の作用機序・種類・副作用・一覧[All about]を参考にしてください。

5の非ステロイド性消炎鎮痛剤
関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛となり治療ではなく対処療法的なお薬です。
副作用として、消化器障害や腎障害が挙げられ、喘息や高齢者への投与に注意しなければなりません。
比較的多い副作用として消化器障害が挙げられています。

よって正解は1、2、4

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